なりわい事例集

vol.1 北日本重機有限会社

「いいね、やってみて」
若手社員入社につながったインスタグラム

社員の働く環境をよくしたい、会社をよくしたい、
社員ひとりひとりが働きやすい職場づくりへの取り組み

1982年に北上市で創業。大型重機をはじめ、建設・建築現場で使用する品目を安心・安全に求められる場所まで運ぶ輸送のプロ集団です。
https://kitanihonjuuki.com/
所在地:岩手県北上市流通センター24番24号

 

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      なかた か な

中田  樺奈さん(27)

2023年4月入社/事務職

—北日本重機(有)で働きたいと思った理由は何ですか。

去年(2023年)、転職を考えていたときにハローワークや求人サイトでこの会社を見つけて、HPを見たら会社の雰囲気が「いいなあ」と思ったので応募しました。
仕事のことはもちろんですが、仕事以外の社内の雰囲気が伝わる記事もブログなどに掲載していて、それを読んだらすごく楽しそうだと思ったんです。
実際に働いてみると、いろいろな世代の方が働いているのですが、会社の雰囲気がすごくいいと思います。私は事務の仕事をしているのですが、上司や同僚の方はもちろん、ドライバーさんたちも気さくな感じで誰とでも話しやすい会社だと思います。
現在は、日々の運賃の入力や月末の請求業務などの他、InstagramやHPの更新などの広報の仕事も担当しています。朝8時に出社して掃除をしてから、日々の業務がはじまります。InstagramやHPの更新の準備は時間が空いたときにやる感じです。
退社時間は午後5時でほとんど残業もありません。

—仕事をするうえで大切にしていることはなんですか?

相手目線でモノゴトを考えることと、任されている仕事に責任を持って取り組むことです。

—会社のInstagramやHPが好評とのことですが、どんなところが人気ですか

Instagramは仕事風景ですね。県内・県外の同業者の方をはじめ、いろいろな業者さんの方にもフォローしていただいています。

—1番閲覧数が多いのは、どんな動画ですか?

私が初めてInstagramに投稿したものなのですが、大型重機をトラックから下ろす動画です。再生回数は7万回を超えています。
動画撮影は、ドライバーさんが現場で撮ってくれた動画もありますし、会社の車庫で下ろすときはその様子を私が撮りに行ったりもします。
入社して初めてInstagramの更新作業を担当しましたが、やってみるといろいろなヒトに閲覧されていると書き込みなどもあって反応がうれしいですし、今後の改善点にもつながるのですごくやりがいがあります。
投稿する動画は、例えば、2分の動画を何も編集しないでアップするよりは、長いところはちょっと早送りにしたり、「何々下ろします」とか「何々運びます」という文字を入れたりして、動画を見るヒトがわかりやすいように気を配っています。

北日本重機有限会社Instagramより

—オフィス菜園も中田さんのアイディアとのことですが、挑戦してみようと思った理由はなんですか

ドライバーさんの年齢も幅広いので、オフィスで野菜を育てたら、いろいろなヒトとコミュニケーションを取れるのかなと思ったのがきっかけです。
ミニトマトと枝豆、ピーマンを育てていて、初めてでしたが、みんな順調に育ちました。枝豆は2回収穫できたし、ピーマンも元気で、まだ育っています。
オフィスの入り口のところで育てているので、出入りの際に気づいた方からよく声を掛けられます。「枝豆すごいね」とか、「枝豆はアブラムシがつくから気をつけた方がいいよ」とか(笑)自宅で野菜を育てているドライバーさんもいるので、その方からアドバイスをもらえたり、何かわからないことがあると私からも聞きに行ったりして、社内のコミュニケーションに役立っていると感じています。収穫した野菜はみんなで分けています。好評ですよ(笑)

—オフィス菜園の取り組みなど行動力がありますよね。何でもやってみようというタイプですか?

自分が気になったことは(笑)この会社は話しやすい雰囲気があるので、自分の意見も出しやすいんですよ。オフィス菜園の取り組みも上司に相談したら、すぐOKをいただいてはじめることができました。

—今後の目標を教えてください。

事務の仕事はもちろんですが、SNSやHPなど広報の仕事ももっとがんばりたいと思います。まさか自分が広報の仕事も任せられるとは思っていなかったので、早く一人前の仕事ができるようにしたいです。

上司の

    たかはし  くみこ

高橋 久美子常務取締役にも
お話聞きました!

—中田さんの最初の印象はいかがでしたか?

前職も事務だったそうで、面接する前の段階から電話の受け答えもしっかりされていて、こういう方に入社していただきたいと思っていました。

—中田さんの仕事に対する姿勢、取り組み方などいかがですか?

コツコツと仕事をされていて、わからないことでも自分で追究してやっていくし、責任感の強い女性です。最初の頃はわからない部分もあって、できない自分が悔しかったみたいで泣いたこともありました。そのときは一緒にランチに行って、「そんなに焦って覚えることはないんだよ」と慰めたりしたこともありました。それくらい責任感の強い女性で、でもそれからはメキメキと仕事も仕事の流れも覚えて、今では信頼して仕事を任せられるヒトに成長したと思います。

—InstagramやHPの更新も前向きに取り組まれているようですね。

はい。中田さんは自分でもInstagramをやっていて使い方も慣れているので、アイディアもいろいろ出してくれます。それに対して「いいね、やってみて」と言っているうちに、どんどんInstagramの再生回数もフォロワー数も伸びていて、それをきっかけに若い方の入社も増えています。SNSの効果は大きいと感じています。

—オフィス菜園も中田さんのアイディアとのことですがそれを最初に相談されたときはどう感じましたか?

実は私もやりたいと思っていたのですが、自分の仕事も忙しくて、なかなかやれずにいたんです。そんなとき中田さんから「オフィス菜園をやりたい」と相談されて、「じゃあ、やってみて」と言ったら、さっそく自分でホームセンターに行って、苗とか土とかプランターを買ってきて「私も小学校以来です」とか言いながらスタートしたんです。
ドライバーさんのなかには自宅で農業をやっている方もいるので、どうやったらいいか相談したりしながら育てていて、その様子をInstagramやHPにアップもしています。他の方からコメントもいただいたりして、それもうれしいみたいですね(笑)オフィス菜園をやることで社内のコミュニケーションに役立てたり、社外にも発信して会社の様子を伝えたり……、すごくいいアイディアをカタチにして実行してくれたと思っています。

—中田さんの強みは?

負けずぎらいですね。そういう意味では「私と性格が似ているね」と2人で話したりもしています(笑)でも、それをあまり表面には出さないタイプです。強くてしっかりしていて、責任感のある女性なので、私もみならわなければ(笑)と思っています。

—女性が働く際に配慮している点はありますか?

私も女性ですので、女性同士では女性特有の体調の悩みなども私自身が素直に全部話しています。そうすることで、なんでも言いやすい環境づくりを心掛けていて、休みなども柔軟に取りやすく配慮しています。

—中田さんの今後に期待することは?

今は請求業務など事務の仕事をしていただいていますが、本人が望むのであれば、運行管理の資格やチームリーダーの研修を受けてみるのもいいのではないかと思っています。そういったこともできる方だと思うので、事務の仕事にとどまらず、どんどんキャリアアップしていってほしいですね。

      とみなが よしき

富永 佳希さん(30)

2022年5月入社/運行管理/
北海道出身

  • #北海道から心機一転北上市へ
  • #運行管理の国家資格取得
  • #仕事のやりがい
  • #社員が働く環境をよくしたい・会社をよくしたい・入社してくれる方を増やしたい
  • #大型免許取得

—北海道を離れて北上市で働こうと思った理由は何ですか?

自分は学生時代に岩手県立大学に通っていて、その4年間は盛岡で暮らしていました。
大学卒業後は北海道に戻って警察官として勤務していたのですが、消化器系の病気になってしまい、肉体的にハードな仕事がきつくなって警察官を退職しました。そのとき、これからどういう働き方をするべきかと考えて、ずっと北海道にいるという選択肢もあったのですが、環境を変えて学生時代に過ごした岩手で暮らしてみるのもいいかなと思ったんです。北上市で働こうと思った理由は、盛岡は一度暮らしている街なので、今度は別の場所にしたいと思ったからです。それに大学時代に北上市のことはたくさんの企業が集まる街だということは知っていたので、働くなら北上市で心機一転、新しい生活をはじめてみようと思いました。

—北日本重機(有)で働こうと思った理由は?

自分は消化器系の病気になってから今も月に1度は病院に通っています。症状は安定して体調も問題ないのですが、それでももし腹痛など病気の症状が出たらという不安もありました。そのため新しく仕事を探すときは、ドライバーをやってみたいという気持ちもあったのですが、もし病気の症状が出て仕事を休まなければならないとなったときに、突然仕事に穴をあけることになるので、スケジュールで動いているドライバーだと会社に迷惑をかけるのではないかと思って事務の仕事を探していました。ハローワークに相談したら何社か紹介していただいたのですが、HPがあるのが1社だけだったんです。それが北日本重機(有)で、HPを見たら仕事の内容やどういう環境で仕事をするのか、そういったことがわかりやすかったので働いてみたいと思いました。

—実際に働いてみていかがでしたか。

事務所のみなさんもドライバーのみなさんもいい方たちばかりです。自分の体調のことも理解してくださっていて、これまでも何回か体調のせいで休んでしまうことがあったのですが、そういうときでも柔軟に休みを取らせてもらえるので安心して働けています。

—実際に働いてみていかがでしたか。

事務所のみなさんもドライバーのみなさんもいい方たちばかりです。自分の体調のことも理解してくださっていて、これまでも何回か体調のせいで休んでしまうことがあったのですが、そういうときでも柔軟に休みを取らせてもらえるので安心して働けています。

—入社1年目で大型免許と運行管理の国家資格を取得したそうですが、仕事と勉強を両立させるのは大変ではなかったですか?

いえ、残業もほとんどないですし、運行管理の資格を取るときにはテスト対策のための講習会にも参加させてもらいました。もちろん、大型免許も運行管理の国家資格もそれにかかる費用は全部会社で負担していただいたので、安心して勉強できました。

—今はどのような仕事をしていますか?

運行管理の仕事ですが、ドライバーさんが足りないときは、たまにですが大型トラックに乗れるときもあります。
朝8時前に出社して、ドライバーさんの点呼を取るところから1日がはじまります。その後、8時から事務所で運行管理の仕事をします。注文の電話を受けたり、ドライバーさんたちのスケジュールに合わせて納品できる時間を調整したり、納品とかモノの引き取りといった伝票をつくったりしています。

—仕事のやりがいは何ですか?

北上市では、今いろいろなところに企業さんの建物が建っています。自分たちは直接その建設に関わらなくても現場にモノを運ぶことで間接的に建物の建設に関わっているので、その建物が実際に建って稼働している様子を見ると、「自分たちもがんばったな」と思います(笑)

—今後の目標を教えてください。

運行管理の仕事は、課長と自分の2人でやっています。当たり前なのですが、この仕事をやりはじめて2年目の自分は、課長の足元にも全然及ばないので、少しでも課長に近づけるようにがんばりたいです。課長はやっぱり経験も豊富ですし、予定も全部頭に入っていて、急な注文でもすぐ対応できるところがすごいです。本当に自分は足元にも及びません。

—北日本重機(有)の魅力はどんなところですか?

最近、若いヒトがどんどん入社しています。つい最近も23歳の方が入社してきたばかりなのですが、年齢が若くても活躍できる職場です。それに自分もそうなのですが、資格がなくても入社後に会社負担で資格を取らせてもらえるので、若くて経験がなくても心配いらない点も魅力だと思います。

再び!

上司の

     たかはし  くみこ

高橋 久美子常務取締役にも
お話聞きました!

—富永さんの最初の印象はいかがでしたか?

「北海道から来た」と聞いたときはびっくりしましたが、若くて、誠実そうなヒトだと思いました。

—仕事に対する姿勢、取り組み方はいかがですか?

最初の印象通りですね。まじめにコツコツと運行管理の仕事に取り組んでくれています。実は富永さんが入る前は私が運行管理の仕事も担当していたのですが、富永さんに「運行管理の仕事、やってみる?」と聞いたら「はい」と答えてくれたので資格試験に挑戦してもらいました。その勉強も仕事同様コツコツ取り組んでくれて、入社1年で運行管理の国家資格も大型免許も一発合格しました。それくらいまじめに取り組んでくれる方なので、今では運行管理の仕事も課長と富永さんだけで、私が携わらなくても大丈夫なくらいです。

—県外出身の富永さんも働きやすいように気を配っていることはありますか?

弊社では、社員ひとりひとりが働きやすい職場づくりを進めていて、お盆やお正月なども長期休暇が取れるようにしています。富永さんの場合は北海道に実家があるので、そういうときは「いつ北海道に帰るの?」と前もってスケジュールを確認して、富永さんが帰りやすいように調整したりしています。それに富永さんの場合、疲れていても自分から「疲れている」とは言わずにがんばる方なので、そういうときはこちらから無理をしないように声を掛けるようにしています。今は体調も問題なく元気に働いてもらっていますが、それでも月に1度は病院に通われているので、そういう配慮も心がけています。

—「働きやすい職場認証」「安全性優良事業所認定証」などを積極的に取得していますが、その理由を教えてください。

社員が働く環境をよくしたい、会社をよくしたい、そうすることで入社してくれる方を増やしたいという想いからです。実際、こうした取り組みを行うことで、会社がよくなっていると私自身も実感しています。社内の雰囲気も明るくなって、そうした様子をSNSやHPで紹介することで、若い世代の入社も増えています。今年でいえば、27歳の方が2人、ドライバー経験のある30歳の方が1人、最近も23歳の方が入社してくれました。その方も未経験ですが、「HPを見て決めた」と言っていたので、SNSやHPの情報発信は改めて大事だと感じています。

*最後までお読みいただきありがとうございました。

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